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<図解>古代神話を現実にしている中国宇宙事業 (5)

人民網日本語版 2021年11月17日13:05

◆月面ローバー「玉兎」

「玉兎号」は中国が設計・製造した月面ローバーで、月探査機「嫦娥3号」に搭載され、月面で探査を行った。玉兎号は2013年12月15日に嫦娥3号から出て、1973年のソ連の月面ローバー「ルノホート2号」以降、初めて月面を踏んだ自動運転月面ローバーとなった。命名の際、「玉兎」の得票数が多くの候補名の中で最多になったのは、中国の古代神話のストーリーのおかげだろう。伝説では、嫦娥が月に昇る際に玉兎を抱えており、玉兎は月宮で嫦娥と常に寄り添っていたとされている。そのため月探査事業では「嫦娥」が月に着陸し、「玉兎」が寄り添っているのだ。

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