中ロコンソーシアムグローバル宇宙天気センターが16日、北京市で発足した。科技日報が伝えた。
宇宙天気は衛星の運行、宇宙飛行、地上管理などのハイテクシステム及び人類の健康などに関わるもので、特に宇宙飛行安全、航空通信、測位、追跡、アビオニクスの信頼性はいずれも宇宙天気から強い干渉を受ける可能性がある。中国の気象当局は現在すでに国家級宇宙天気業務体制主体枠組みを大まかに構築している。気象衛星「風雲」と宇宙天気地上モニタリングネットワークからなる天体一体化モニタリング体制はすでに、太陽・地球宇宙因果連鎖の「全プロセス」のモニタリング能力と、太陽・地球宇宙鍵となるエリアの鍵となる要素の短期・中期・長期の予報・早期警報・速報の能力を備えており、宇宙天気予報の精度は国際水準並みになっている。
グローバル宇宙天気センターは中国気象局、中国民用航空局、ロシア連邦水文気象学・環境観測局が共同で設立・運営するもので、中国民間航空気象分野で初の国際民間航空機関が承認するグローバルセンターであり、世界で4つ目のグローバル宇宙天気センターでもある。これは気象強国と民間航空強国の建設のスピードアップに対して積極的な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年11月18日