国際卓球連盟(ITTF)は現地時間11月24日、世界卓球選手権が開催されている米・ヒューストンで年次総会を開催した。この席で、新たな大会構想であるWTT(World Table Tennis)の評議会議長を務める中国卓球協会の劉国梁会長(45)が、ITTFの執行委員会副会長に任命された。
劉氏は、中国初のグランドスラム(五輪、世界選手権、ワールドカップの全てでシングルス優勝)達成者で、卓球の中国代表チームの監督を務めた経験もあり、現在は中国卓球協会の会長やWTTの評議会会長などを務めている。
年次総会では、第8代会長としてスウェーデンのペトラ・ソーリング氏が選出された。史上初の女性会長の誕生となり、国際オリンピック委員会(IOC)を頂点にオリンピック運動を推進し、オリンピックに関係する組織や団体をまとめた「オリンピックファミリー」において、委員長に就任した女性4人のうちの1人となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月25日