六中全会

22日は二十四節気の20番目「小雪」

人民網日本語版 2021年11月22日13:57

今月22日午前10時34分に、二十四節気の20番目「小雪」を迎えた。冬の2番目の節気で、旧暦では10月に、グレゴリオ暦では11月22日または23日に到来し、定気法では太陽黄経が240度の時となる。

「小雪」は雪が降り始める頃とされている。22日と23日、中国中・東部のほとんどの地域では強風となり、気温が下がる。局地的には14度以上下がる所もありそうだ。東北エリアでは雪が降り、局地的には暴雪やドカ雪になるとみられている。

「小雪」を過ぎると、気温が急降下し、空気も乾燥する。そして、干し肉を作るのにちょうどよい季節となる。この頃に作ったソーセージや干し肉は、春節(旧正月)の時にちょうど食べ頃となる。

南方エリアでは、豊作を祝い、「小雪」の日にもち米を蒸して餅つきし、丸く成形して、ゴマやピーナッツ、砂糖などをつけた餅「糍粑」を食べる習慣がある。

「小雪」の健康の秘訣は「精」を蓄えること

中医学では、冬は「蓄える」季節と考えられている。蓄えるものの一つが生命活動の基礎的な物質で、人体のエネルギーや体力、免疫力の源である「精」だ。例えば、「腎精」を蓄えることで、厳しい寒さに耐え、翌年に「陽気」を昇発させるための基礎を築くことができる。

耳のマッサージ

中医学では、耳をよくマッサージすると、「腎気」を補い、その蓄える働きを助けることができると言われている。両手の親指と人差し指で、温かくなるまで両耳をマッサージすると良い。

足腰を温める

腎臓の経路(人体の気・血・津液が運行する通路)である「腎経」は足の裏から腰へと流れて行くため、足腰を温かくしておくのは、「腎精」を蓄えるカギとなる。足が冷えないようにし、毎晩40度ほどのお湯で足湯をすると良い。また、腰をマッサージしたり、軽く叩いたりすると、「腎陽」を温めることができる。

時宜を得た降雪は翌年の豊作の前触れと言われるように、冬というのは「衰退」を表す季節ではなく、確実に力を蓄え、翌年の「新生」を静かに待っている季節なのだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年11月22日

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