
11月22日、黒竜江省双鴨山市市内で、道路の除雪作業を行う清掃員(撮影・徐凱鑫)。
中国は20日から23日にかけて、今年下半期3度目の寒波の襲来を受けている。前2回と比べると、今回の寒波は影響を与える範囲がさらに広いだけでなく、その期間も長く、気温の下がり幅も大きくなっている。また、東北エリアでは11月以降で2度目の大雪に見舞われている。天気情報によると、23日早朝、最低気温0度ラインが長江中・下流一帯にまで南下し、中国の3分の2の国土が「氷点下」となっている。
11月の時点で、中国ではすでに今シーズン3回目の寒波となったが、これは異常ではないのだろうか?
中国気象局国家気候センターの首席専門家である周兵氏は、「総じて言うと、今年は異常気象。今年1月6日から9日にかけて襲来した寒波は北京などの地域に大きな影響を与え、寒さに関するさまざまな新記録を作った。そして、2月に入ると、1961年以降で最も暖かい2月となり、春になると、深刻な黄砂や竜巻なども起きた。夏は雨が多く、その異常性が増し、河南省などでは豪雨となり、さまざまな歴史的記録が塗り替えられた。そして、10月以降、寒気が一段と活発になり、現時点で寒波がすでに3回襲来している」と説明する。
では今年の冬は例年より寒くなるのだろうか?
周氏は、「当センターは、ラニーニャ現象の影響で、今冬は、特に来年1月から2月にかけて、寒気や強い寒気、寒波が襲来することが多くなり、冬の気温が例年より低くなる可能性が高いと予想している。過去を見ると、ラニーニャ現象が起きた年の冬は、67%の確率で例年より寒くなる」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月23日
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