国連合同エイズ計画(UNAIDS)の統計データによると、2020年、世界のHIV陽性者数は計3770万人、このうち14歳以下の子供は約170万人。同年の新規陽性者数は約150万人だった。ピークに達した2004年以降、エイズによる死者数は64%低下したが、2020年もなお、約68万人がHIVに関連する健康問題で死亡した。英国と南アフリカの関連研究によると、HIV患者が新型コロナウイルスに感染後死亡するリスクは、HIV患者ではない人の2倍に上る。また、新型コロナ感染拡大によるロックダウンやその他の遮断措置によって、HIVの診断や治療に大きな障害がもたらされた。中央テレビ網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月2日