六中全会

冬の朝はベッドから出たくない人に朗報! 目覚めて5分ゴロゴロすると血管にいい

人民網日本語版 2021年12月01日13:39

冬は朝目が覚めてから5分ほどベッドの中に留まると、血管を守ることができ、健康につながるというニュースが最近、中国で検索のトレンド入りした。科普中国が報じた。

冬の朝は目覚まし時計が鳴っても、ヌクヌクと心地よい布団から出たくないという人も多いだろう。実は、ベッドの中でしばらくゴロゴロすると健康にいいというのを知っているだろうか?

冬は、心・脳血管疾患が多発する季節で、特に早朝は注意すべき時間帯だ。寝ている時、心拍数は減り、血の流れもおそくなる。そして、血圧が上がる早朝に突然起きると、血液の供給がそのペースについていくことができず、起立性低血圧、失神、動悸などの原因になり、深刻な場合は、大動脈解離、肺血栓塞栓症につながる可能性もある。その時のめまいは、ずっとしゃがんでいて突然立った時の立ちくらみのような感覚だ。

そのため、冬の朝には目が覚めてから、布団の中で5分ほど、腕や足を動かしたり、伸ばしたり、背伸びをしたりして、体をよくほぐしてからゆっくり起きて、新しい一日の準備を整えたほうがよい。

血管疾患にはどんなシグナル?

1.血管の詰まりによる疾患:

血管が詰まった箇所には相応の症状が出る。全身にはたくさんの血管があり、どこかの不調を感じたら、すぐに病院へ行って超音波検査をしてもらおう。

2. 拡張型疾患:

この場合、何かの症状が出ることはないものの、それはいつ爆発するか分からない爆弾のようで、突然発病し、命を失うほどの深刻な結果を招くことも多い。この種の疾患は、病院の検査でしか発見できないほか、通常の健康診断の検査項目には入っていない。

血管の守り方

まずはタバコは吸わないことだ。血管疾患は、年齢を重ね、悪い生活習慣が積み重なることがほとんどの原因となる。年を取ることは止められず、若返ることはできないものの、良い生活習慣を身につけ、自分の血管を守ることはできる。

タバコは止め、お酒はほどほどにし、血圧や血糖値、血中脂質を抑制し、夜更かしはせず、仕事と休息のバランスを取り、果物や野菜をたくさん食べ、ジョギングや水泳といった有酸素運動をよくすること。このようにして血管を守ることは、自分の命を守ることにつながる。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月1日  

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