年の瀬が近づき、山東省沿岸部の膠東エリアでは、飾り蒸しパンの「花餑餑」の生産・販売がピークを迎えている。同省威海市文登区にある多くの工房では、市場シェアを手にしようと急ピッチで生産作業が進められている。文登区には現在、すでに花餑餑を生産する加工場が200拠点以上あり、その年間生産高は3億元(1元は約17.9円)にも達し、地元農民の雇用を創出し、農民たちに増収をもたらしている。花餑餑には約300年の歴史があり、現在でも同省煙台市や威海市といった膠東エリアで高い人気を誇っている。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年12月22日