「2020年度中国古都都市国際影響力評価報告」が発表

中国文物交流センター成立50周年を記念して、同センターが指導し、文化財交流シンクタンクがまとめた「2020年度中国古都都市国際影響力評価報告」が今月18日に発表された。

報告によると、「古都」とは、古代に独立した王朝があり、重要な政権・政治の中心地となっていた都市を指す。統計によると、中国の歴代王朝があったことを証明するきちんとした根拠のある古都は200ヶ所以上ある。今回の評価の対象となったのは、古都の中から、歴史、芸術、科学、社会、文化的価値が際立ち、歴史文化の趣が優れた状態で残され、歴史文化資源が豊富に残っていて、現在の政治、経済、文化生活においても依然として重要な役割を果たしている古都で、そこから厳選された27都市となる。そのうち、トップ3には北京、西安、成都が選ばれた。

報告は主に、国際融合やイノベーションの伝承、文化の発信、ブランド知名度、都市の名声などの角度から古都のモニタリング、評価を行い、古都の国際影響力評価指標体系の構築を試み、5つの一級指標、10の二級指標から構成される評価指標体系が形成された。（編集KN）

「人民網日本語版」2021年12月20日