2022年元旦の小型連休には、消費が好調なスタートを切った。ただ買い物をするだけではなく、レジャーや旅行などのサービス消費も元旦連休の注目点になった。
映画の面では、映画情報専門アプリの灯塔専業版がまとめたデータによると、1月1日午後9時30分現在、22年元旦映画の初日興行収入は4億6千万元(1元は約18.1円)に達し、同日の興行収入で中国映画史上2番目の数字になった。観客動員はのべ1115万3千人、上映回数は46万8400回。同じく映画情報専門アプリの猫眼専業版のデータでは、3日午前10時22分現在の元旦映画の興行収入(前売りを含む)は12億元を突破した。
旅行の面では、オンライン旅行予約サイト・携程旅行網のデータでは、元旦の近場旅行の予約のうち、観光地の入場券の予約が20年元旦に比べて238%増加した、居住地の省(自治区・直轄市)内での旅行の予約状況を見ると、ホテルの予約が20年同期比70%以上増加した。22年元旦に旅行に出かけた人のうち、「00後(2000年代生まれ)」と「95後(1995年から1999年生まれ)」が合わせて半数以上を占め、割合は21年同期比10ポイント以上上昇した。
特筆すべきは、北京冬季五輪・パラリンピックが近づくにつれ、人々の間で氷雪運動への意欲が高まっていることだ。旅行サイトの「Lvmama.com」が発表した「2022年元旦小型連休旅行外出総括報告」によると、短距離の氷雪観光が元旦小型連休の旅行で最も人気のあるテーマになり、スキー場のある観光地の入場券の予約販売量は19年同期比75%増加した。観光客がどこから来たかを見ると、同連休には上海、無錫、杭州、北京、広州、成都、湖州、蘇州、南京、温州が出発地の上位10都市だった。
テーマパークと氷雪観光地だけでなく、同連休には上海、蘇州、北京、広州、成都、重慶などの都市周辺の郊外型公園と農村民泊施設の予約も非常に好調だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月4日