地域的な包括的経済連携(RCEP)が発効したことを受けて、青島市RCEP発効スタート並びに「中国・山東・青島-日本・関東・京浜」出港式典が1日に山東省青島市で行われた。その中で、中国の北方地域と日本を結ぶ初の物流ファストトラックを構築するRCEP中日先端物流並びに中日海上郵便路線協力プロジェクトも調印された。中国新聞網が伝えた。
関係責任者によると、中国の北方地域と日本を結ぶ初の物流ファストトラックは従来のルートと比べ、コストと時間で2つの優位性を備えている。中日海上郵便路線の輸送費は航空輸送費の4分の1で、輸送能力はさらに大きく、航空便路線の輸送費の高さと輸送能力の不十分さという不足点をカバーする。また中日海上郵便路線の輸送の所要日数はわずか1日半で、一般の海上輸送より1週間ほど短いうえ、航空輸送とそれほど変わらない。またこの路線を通じて輸送された貨物は専用埠頭に停泊することができ、運行スケジュールがより正確になり、通関手続きの事前予約が可能になり、通関にかかる時間がより短縮されるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月4日