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起業の失敗は政府が肩代わり 浙江省はどのように共同富裕を推進?

人民網日本語版 2022年02月21日13:32

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浙江省は質の高い発展の中での共同富裕モデル区の建設に向けて、どのようにしてエリートたちを集め、いかに共同富裕を実現しようとしているのか。

浙江で就職した大学卒業生に2万-40万元の手当

浙江省人的資源・社会保障庁の陳中副庁長は、「大学卒業生は貴重な人的資源だ。今年は全国の大卒者が1千万人を超え、これは我が省にとって良いチャンスだと言える。私たちはこのチャンスをしっかりつかまえ、大卒者の誘致に力を入れたい」と述べた。

同省は大卒者の雇用政策をいろいろ打ち出している。杭州の市街地エリアを除き、大学専科(短大に相当)以上の学歴がある人の居住制限を全面的に解除し、杭州の市街地は大学学部卒以上を居住の条件にしている。大卒者が同省で就職した場合は、2万元(1元は約18.2円)から40万元までの生活手当または住宅手当(購入・賃貸が対象)を受け取れる。

大学生が起業に失敗しても10万元までは政府が肩代わり

陳さんによると、大学生が起業しようとする場合は、10万-50万元の融資を受けられ、起業に失敗しても、10万元以下の貸出は同省政府が肩代わりし、10万元を超える部分についても80%を補填するという。

大学生が家事サービス、介護、現代型農業の分野で起業する場合、同省政府は10万元の起業手当を支給し、こうした分野で就職する大学生にも、1人あたり年1万元の就職手当を3年連続で支給するという。

大学生が同省で実習をする場合、各地域が生活手当を支給する。経済的に困難な家庭の大卒者には1人あたり3千元の求職・起業手当を支給する。このようにして、浙江省は全国の大卒者が同省で就職・起業することを歓迎するという。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年2月21日

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