国家市場監督管理総局がこのほど明らかにした情報によると、2021年に中国で新たに設立された外商投資企業の数は6万1千社に達し、同期比23.3%増で、2019年よりも2.5%多く、同時期に新たに設立された企業の総成長率を10.8ポイント上回っていた。中国で新たに設立された外商投資企業が成長を実現させていることは、中国のビジネス環境が持続的に改善され、その極めて大規模な市場における極めて高い魅力を十分に示していると言えるだろう。人民日報が伝えた。
外商投資は引き続き中国市場に注目しており、次第にハイテク分野への投資を重視するようになってきている。中国経済が「高速の成長」から、「質の高い発展」段階に移行するにつれて、外商投資は次第に労働集約型産業からハイテク分野へとその重点を移行させつつあり、投資構造がさらに最適化されている。2021年に新たに設立された外商投資企業における第三産業の割合は91.2%に達し、そのうち、「科学研究と技術サービス業」で新設された企業の伸び率は42.0%に達した。
情報によると、中国のマルチオーナーシップエコノミーの共同発展は、産業の上で補完し合い、市場において協同で優れた発展の局面を形成しており、総合的な国力とグローバルな競争力の継続的な向上を力強く促進し、連携したイノベーションと質の高い発展をさらに推し進めている。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年2月20日