四川省徳陽市に住む龔魁くん(20)は今年の大学受験で571点の成績をおさめ、川北医学院に合格した。龔くんの父親は病気で入院し、母親は失踪、面倒をみてくれていた父方の祖父母も亡くなってしまった。2012年、当時10歳だった彼は、大叔父(祖父の末弟)とともに老人ホームに移り住んだが、その2年後には大叔父も亡くなってしまった。その後、彼は10年間にわたって老人ホームに暮らし、学費援助を受けて高校を卒業した。医学を志したことについては、「医学を学ぶことで、将来、社会の恩に報い役に立ちたい」としている。三湘都市報が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年7月29日