雲南省の普洱市や西双版納(シーサンパンナ)・傣(タイ)族自治州などは、アジアゾウのために「食堂」を「開設」している。地元政府は実際の状況に合わせて、アジアゾウに何度も荒らされてそのままになっている土地や、農作物栽培をあきらめた土地を対象に、1ムー(6.667アール)当たり200元(1元は約20円)の補助金を給付し、農家に対して、時期や季節ごとに、アジアゾウが好きなバショウやトウモロコシなどを栽培するよう奨励している。そして、農作物がアジアゾウに荒らされた場合、保険会社から保険金が支払われ、荒らされなかった場合、農家は自分たちで収穫することができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月10日