ブレイキン国際大会で女子ソロ部門で10代の中国人選手が初の優勝

人民網日本語版 2022年08月08日15:10
ブレイキン国際大会で女子ソロ部門で10代の中国人選手が初の優勝
ブレイキン国際大会で女子ソロ部門で中国初の優勝を手にした劉清漪選手。

北京時間7日午前、まだ17歳にもなっていない中国の劉清漪選手が、世界トップクラスのブレイキン国際大会「the Outbreak Europe 2022」の女子ソロ部門で優勝を手にした。ブレイキンの国際大会で中国人選手が優勝したのは、今回が初めて。男子部門では、商小宇選手がベスト4に選出し、初の快挙となった。環球網が伝えた。

2024年パリ五輪の新種目となるブレイキン(ブレイクダンス)については、中国が競技に参加するようになった年月はまだ長くないものの、現在、国内外の大会での成績を着実に伸ばしつつある。今回スロバキアで開催された「the Outbreak Europe 2022」には、中国から商小宇選手、亓祥宇選手、劉清漪選手、芮玢琪選手、曽瑩瑩選手が出場し、世界各地から集まった選手百人以上と競い合った。そのうち女子ソロ部門に挑んだ劉選手は、ドイツやイタリア、オランダの強豪と競い合い、栄冠をつかみ取った。

これまで劉選手は、国内外の大会に出場し、若手ながら頭角をメキメキ現していた。昨年9月に開催された中国の全国運動会では、初めて採用されたブレイキン種目女子の初代チャンピオンに輝いた。その後、中国国家チームのメンバーに選ばれ、パリ五輪への準備をスタートした。昨年12月にフランスで開催された世界選手権が、彼女にとって初の国際大会となり、ここで9位の成績を収めた。先月、劉選手は第11回ワールドゲームズに出場し、ブレイキン女子4人組チーム部門の4位に入賞した。なお、このワールドゲームズはパリ五輪出場権を得るためのポイントが獲得できる最初の大会である点は注目に値する。(編集KM)

「人民網日本語版」2022年8月8日

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