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雲南省のアジアゾウに面積1000ムーの「専用食堂」

人民網日本語版 2021年09月09日14:54
雲南省のアジアゾウに面積1000ムーの「専用食堂」

雲南省景洪市はアジアゾウ食物源基地を建設し、その総面積は1000ムー(1ム―は約666.7平方メートル)に及ぶ。このゾウのための「専用食堂」が間もなくオープンする。

景洪市林業草原局の関係者によると、基地建設プロジェクトは昨年12月に始まり、今年5月に竣工した。投資総額は100万元(1元は約17.1円)で、アジアゾウ食物源補給エリア1000ムーを整備・増設した。そのうち、チサノラエナは7万3000株(340ムー)、バショウは3万8000株(330ムー)となっており、「アジアゾウ食物源基地の建設により、多くの野生のアジアゾウが食物源補給エリアで活動し、長時間滞在するようになる。それによりエサを求めて人間の生活・生産エリアに入り込む必要が無くなり、アジアゾウの移動による人とゾウの衝突を減らすこともできる」としている。

野生動物の保護の持続的な拡大に伴い、景洪市内の野生のアジアゾウの数は1990年代末の約80頭から現在は約185頭まで増加している。これを受けて、景洪市での分布・活動範囲はすでに3500平方キロメートルにのぼっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年9月9日

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