白鶴灘水力発電所(写真提供・三峡集団)。
三峡集団の発表によると、白鶴灘水力発電所13号機は72時間の試験運転を経て、18日に正式に商業運行を開始した。これは白鶴灘水力発電所で稼働・発電を開始した11基目の100万kW級水力発電機であり、三峡集団が長江本流に建設し稼働開始した105基目の水力発電機でもある。科技日報が伝えた。
白鶴灘水力発電所は、四川省寧南県と雲南省巧家県の境界に位置する金沙江下流の本流区間にある、現時点において世界で建設中の規模が最大で技術の難易度が最高の水力発電プロジェクトとなっている。また設備容量が100万kWの水力発電機を計16基設置している。これは世界で単一の設備容量が最大の水力発電機であり、世界の水力発電業界における最高峰とされている。
白鶴灘水力発電所は現在までクリーンな電力を400億kWh超生産している。フル稼働後には三峡発電所に次ぐ世界2位の水力発電所になる。年平均発電量は624億4300万kWhにのぼる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年9月20日