中国南方エリアの人々が半袖から長袖に衣替えするタイミングを待ちわびている中、寒気がまた襲来した北方エリアでは、すでにズボン下を履くだけでは寒さに耐えられなくなっている。
今月25日から26日にかけて、寒気が華北中・北部、東北エリア中・南部を襲い、小雨やみぞれが降り、気温が4度から8度も下がっている。内蒙古(内モンゴル)自治区南東部や東北エリアの一部では気温が10度以上下がっている。それら地域では5.5‐10.7m/sの風も吹き荒び、瞬間風速が10.8‐20.7m/sに達する。
また25日から26日にかけて、ベンガル湾の暴風雨や南の気圧の谷の影響が重なり、青蔵高原(チベット高原)東部でも、雨や雪が降る天気が続いている。青海省南東部や西蔵(チベット)自治区北東部、川西高原北部といった地域では雪や大雪、みぞれが降り、局地的には豪雪やドカ雪となる。西蔵自治区南東部や雲南省北西部といった地域でも、雨や大雨が降り、局地的には豪雨となっている。
雨や雪が降っている地域では、暖かい服装を心がけ、外出する際は安全に注意しよう。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月26日