
気温が下がった南京市内を歩く人々(撮影・泱波)。
寒気が襲来し、中国の多くの地域で気温が急降下している。そして、多くの地域が「気温降下の輪」に加わり、防寒服や暖房器具だけでなく、アイスクリームや冷たいドリンクの売上が、オンラインプラットフォームで伸びている。中国新聞網が報じた。
東北エリアでは、アイスクリームの売上高が急上昇している。デリバリープラットフォーム「美団」の統計によると、吉林省や黒竜江省ではここ1週間、アイスクリームの売上高が前週比で約15%増となった。

気温が下がった南京市内を歩く人々(撮影・泱波)。
寒波の襲来により、防寒グッズのニーズが急速に高まり、買ってすぐに配達してほしいと希望している消費者も多い。そのため、防寒グッズを販売するクイックコマースの売上高が急増している。
「美団」ではここ1週間、ダウンジャケットやあったかスリッパ、マフラー、掛け布団の売上が前週比でそれぞれ68%増、256%増、73%増、31%増となっており、また、保温下着の注文数は前週比で10倍以上、暖房器具の売上高は335%増となった。

気温が下がった南京市内を歩く人々(撮影・泱波)。
地域別で見ると、北京や天津、長沙、太原といった都市で電気暖房器具が人気となっており、売上高ランキングで上位に入っている。武漢や鄭州、南京、済南といった都市の消費者は、暖かい服を着て寒さ対策をしており、ダウンジャケットや保温下着などの売上が伸びている。
また寒くなると、あったかい火鍋やミルクティー、焼き芋、甘栗も大人気となる。生鮮食品EC「叮咚買菜」の統計によると、最近気温が下がり、火鍋の半調理品とスープ、食材などの売上が大幅に伸び、火鍋用の肉類の売上高は30%以上増、各種つみれ団子などの売上高が60%以上増となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年10月10日
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