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莫高窟壁画を「着て」登校!敦煌の中学制服が話題に

人民網日本語版 2022年11月11日14:54

甘粛省敦煌市にある敦煌四中の生徒たちはこのほど、一風変わったスタイルの新しい制服を着ることになった。敦煌文化のモチーフやデザインを取り入れた、非常に目を引く制服だ。人民網が伝えた。

同校の教員の王蓉さんは、「敦煌四中の制服のデザインは敦煌莫高窟壁画からインスピレーションを受けたもので、莫高窟第31窟の花の図案と唐草模様の天井装飾からいくつかのモチーフを選んでデザインされている。ズボンとスカートには天井装飾のベースになっている色を選んで温かさや収穫、希望を表現し、ジャケットには青色を選んで前向きさや内に秘めた力、控えめさを表現した」と話した。

敦煌市はここ数年、敦煌文化が学校の活動に深く、細やかに浸透し、敦煌文化が学校教育と融合するよう絶えず推進してきた。2020年10月には、中学校の休み時間の体操で敦煌の伝統的な踊りを練習する動画がネットで話題になった。この「舞美敦煌」の踊りは敦煌の中学校で2016年から休み時間の体操として取り組んでいるもので、今や敦煌の中学生の必修科目だ。

敦煌市の各学校は今後も敦煌文化を学校の活動に取り入れ、豊富で多彩な学校の活動を通じて、敦煌の物語を語り継ぎ、生徒の敦煌文化を愛し故郷・敦煌を愛する気持ちを育み、敦煌文化が学校の中で輝きを放つようにするとしている。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年11月11日

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