広西壮(チワン)族自治区柳州市柳江区進徳鎮泗浪村太小平屯では11月12日夜、夜間照明を灯したサッカーグラウンドの運用が始まり、農村の子供たち30人ほどが人工芝に覆われた緑のフィールドで初練習を行っていた。人民網が伝えた。
柳州の民間公益サッカーコーチが今年初め、柳江区進徳鎮泗浪村太小平屯を訪れ、週末を利用して子供たちにサッカーを教えるようになった。これがきっかけで、村の子供たちのサッカー人気がにわかに高まった。サッカー専用の練習場がなく、子供たちはやむなくバスケットボールのコートで練習していたため、転ぶと怪我をすることもたびたびあったという。今年7月、農村振興理事会の提案で、村民たちは約8万元(約160万円)の資金を集め、ボランティア労働チームを結成し、村の裏手にある荒れ地に子供たち専用のサッカーグラウンドを造成した。グラウンドが完成した後、慈善家たちが子供たちのために、人工芝や照明などの設備を寄付してくれたという。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年11月15日