中国の孔鉉佑駐日大使は11月23日から25日にかけて、滋賀県、大阪府、京都府を訪問した。孔大使は滋賀県の三日月大造知事、大阪府の吉村洋文知事、京都府の西脇隆俊知事、京都市の門川大作市長と会談したほか、華僑界、経済界、友好関係者代表との交流、大阪大学や延暦寺への訪問を行い、関西地区各界に中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の精神を説明し、各分野における中日交流・協力の一層の深化などについて意見交換を行った。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
孔大使は、第20回党大会の重要な一里塚的意義と成果を詳しく説明し、「今年は中日国交正常化50周年、来年は中日平和友好条約締結45周年にあたり、中日関係は改善と発展の重要なチャンスを迎えている。先般、両国首脳は会談を行い、両国関係の安定と改善について一連の重要な共通認識に至り、新しい時代の要請にふさわしい建設的で安定した中日関係の構築に共に尽力することで一致した。関西地区は対中交流の長い歴史があり、中日の友好的交流の発祥地であり、中日の経済貿易協力の重要なエンジンの1つでもある。中国側は2025年大阪・関西万博を積極的に支持しており、これを契機にさらに両国民の間の理解と相互信頼を促進し、協力・ウィンウィンのプラットフォームを開拓することを望んでいる。関西各界が中国の質の高い発展と高水準の対外開放によるチャンスを捉え、各分野で中国との交流や互恵協力を絶えず強化・拡大し、中日関係の安定と改善のために新たに貢献することを願っている」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月28日