
「順其自然」から届いた振込証明書(写真提供・寧波市慈善総会)。
浙江省寧波市慈善総会によると、「順其自然」という匿名を使った慈善家が、今年も同総会に106万元(1元は約19.4円)を寄付した。ここ24年で、寄付額は合わせて1469万元となった。中国新聞網が報じた。
今月25日午前、寧波市慈善総会の元に、分厚い振込証明書が入った書留郵便が届いた。白い封筒には、「順自」という名前が書かれ、振込依頼人住所には存在しない「百丈路1号」と書かれていた。
封筒を開けると、振込証明書が108枚入っており、9999元を106回、55元を1回、51元を1回振込んでいた。合計は106万元となる。

「順其自然」が初めて寄付した時の手紙(写真提供・寧波市慈善総会)。
「成り行きに任せる」という意味の四文字熟語「順其自然」の中からランダムに2文字を取って寄付をしているこの浙江省の「あしながおじさん」は、1999年から毎年、寧波市慈善総会に寄付をしており、今年で24年目、総額は1469万元となった。
今年は「順自」という名前で寄付をした「順其自然」は毎年、振込依頼人住所には存在しない住所を書いている。また、1万元以上振込をする時は実名で署名する必要があるため、1回当たりの送金額を9999元以内にしている。そして、毎年、11月末か12月初めに振込んで、振込証明書を寧波市慈善総会に郵送している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年11月29日
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