画像は翟墨さんが提供。
中国ヨット・ウィンドサーフィン協会によると、翟墨さんが船長を務めるヨット「全球通号」が、約500日をかけて、2万8000海里を航行し、「人類初の単独無寄港北極海一周」を成功させ、無事出発地の上海に戻って来た。今月15日午前に、上海国際港務集団国客中心港で帰還セレモニーが開催された。中国新聞網が報じた。
画像は翟墨さんが提供。
このチャレンジは、中国航海学会と中国国際文化交流センターが主催し、交通海事、極地研究、気象予報、税関・出入国検査関連の多くの機関が成功達成のため、サポートを提供した。
チャレンジの発案者である翟さんが船長を務める「全球通号」は2021年6月30日に上海から出発して、中国東海や日本海、西太平洋、ベーリング海峡、チュクチ海、東シベリア海、ラプテフ海、カラ海、バレンツ海、ノルウェー海、グリーンランド海、デンマーク海峡、北大西洋、デービス海峡、バフィン湾といった海域を通過して、北極海一周に成功した。
画像は翟墨さんが提供。
ヨットを操縦して単独無寄港で北極海を一周したのは、人類史上初めてのことで、世界航海史上の新たな一里塚が築かれ、人類が同分野におけるこれまでの限界を突破する偉業となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年11月16日