劉鶴副総理は15日、第5回中国・EUビジネスリーダー及び元政府高官対話に書面でメッセージを寄せた。新華社が伝えた。
劉副総理は「習近平国家主席は、中国とEUは世界平和を維持する二大パワーであり、共同発展を促進する二大市場であり、人類文明の進歩を推進する二大文明であると繰り返し指摘している。現在、国際政治・経済情勢に深く複雑な変化が生じ、安定性、確実性、安全性を妨げる要因が著しく増えている。このような特殊な背景の下、中国EU関係の重要性が特に顕著になっている」と指摘。
さらに、「貿易・投資協力は中国EU間の最も緊密な利益の紐帯だ。中国はEUと経済・貿易・グリーン・デジタル・金融・科学技術分野の協力を積極的に拡大し、世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易体制を共同で維持することを望んでいる。今年7月の第9回中国EU経済貿易ハイレベル対話は成功を収め、多くの分野で重要な共通認識に至った。現在双方はその実行を積極的に推し進めており、機会を捉えてより多くの確かな成果を挙げることを目指している。中国EU投資協定交渉は7年かけて妥結した。これは貴重な成果であり、双方にはこれを引き続き推進する方法を見出すに十分な知恵があるものと信じる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月16日
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