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深センの現代ファッション産業、市場規模が1兆元に迫る

人民網日本語版 2022年12月26日16:35

深セン・グローバル・ファッションカルチャー・フェスティバル並びに深センファッション消費ウィークイベント2022が22日に始まった。「ファッションはボーダーレス・楽しく世界をショッピング」をテーマに、オンライン・オフライン方式でファッション消費を促進するのが狙いだ。人民網が伝えた。

最新のデータによると、深センの現代ファッション産業(アパレル、時計類、眼鏡類、家具、皮革製品、ゴールド・ジュエリー製品)の市場規模はすでに1兆元(1元は約19.0円)に迫っているという。

2021年末現在、深センにはアパレルブランド企業が2500社以上あり、そのうち90%以上が独自ブランド企業で、中国全土の大・中都市の第一線市場でのシェアは60%を超え、年間売上高は2700億元に迫って中国全土の10%を占めた。

深センの時計類製品の年間売上高は約680億元で、腕時計の生産量は中国全体の53%、世界全体の42%を占める。中国の時計産業の上位10企業のうち、7社が深センの企業だ。

深センの眼鏡類製品の年間生産量は1億2500万個以上、年間生産額は100億元を超え、輸出総額では全国の80%以上を占め、生産量は世界の中高級眼鏡の約50%を占めている。

深センの家具の年間売上高は3800億元で、中国の既製品家具市場でのシェアは50%に達する。年間輸出額は265億ドル(1ドルは約132.7円)、中国の家具輸出総額に占める割合は40%だった。

深センで登録された皮革産業の企業は10万社を超え、従業員と関係者は20万人を超え、年間売上高は約500億元で、そのうち国内の売上高が80%、海外の売上高が20%を占めた。

深センで登録されたゴールド・ジュエリー産業の企業は1万5千社を上回り、年間加工額は1500億元に上った。通年のゴールド・プラチナ実物の加工量は、上海黄金交易所(SGE)の実物販売量の80%を占めた。

現在、深セン市は現代ファッション産業の質の高い発展推進に力を入れ、グローバルファッション産業の先進地、「世界の最先端ファッションの都市」になることを目指している。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年12月26日

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