中国証券監督管理委員会(証監会)の関連当局責任者は12日、中国企業の米市場での上場廃止について、記者からの質問に答えた。新華社が伝えた。
【記者】一部の中国企業が米国市場からの上場廃止を発表した。証監会はこれをどう見るか。
【証監会】私たちはこの件に関わる状況に注意している。上場と上場廃止は資本市場では当たり前のことだ。関連企業の公告によると、こうした企業は米国で上場してから米国資本市場のルールと監督管理の要求を厳格に遵守してきたのであり、上場廃止の選択は各社のビジネス上の考えに基づくものだ。こうした企業は複数の場所で上場しており、米市場で上場する債券の占める割合は低く、現在の上場廃止計画は企業が中国内外の資本市場での資金調達を引き続き利用して発展するのには影響しない。
証監会は企業が各社の実際の状況に基づき、海外上場地点のルールに基づいて下した決定を尊重する。私たちは海外の関連の監督管理機関とのコミュニケーションを保ち、企業と投資家の合法的権利をともに保護する。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年8月13日