中国海軍の第42次護衛艦隊と第43次護衛艦隊がアデン湾、ソマリア海域で現地時間2月3日から4日にかけて、合同護衛訓練を実施した。引継ぎを控え、両艦隊は複数の訓練を実施し、護衛任務遂行のための強固な基礎を固めた。中国新聞社が伝えた。
3日午前9時、第42次護衛艦隊の総合補給艦「可可西里湖」を中国籍の商船「可可西里」と想定し、第42次護衛艦隊の「淮南」と「日照」、第43次護衛艦隊の「南寧」「三亜」「微山湖」が護送する形で、それぞれ周辺の警戒に当たった。
今回の合同護衛訓練は、第42次護衛艦隊と43次護衛艦隊が交替で指揮を執って行われた。護衛の過程で、両護衛艦隊は科学的に組織し、緊密に連携し、模擬「商船」とリアルタイムで連絡を保ち、「商船」の動きを全航程で把握し、テロ対策、海賊対処訓練を重ねた。その間、「淮南」から艦載ヘリコプターが緊急出動し、哨戒に当たった。
中国海軍第42次護衛艦隊は中国と外国の船舶29隻の護衛任務を計20回にわたり順調に完了した。今後、両艦隊はアデン湾の某海域で護衛任務引継ぎ式を行い、第42次護衛艦隊は計画通り次の任務に移り、第43次護衛艦隊が単独での護衛任務遂行を開始する。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年2月6日