店内はバリアフリーで、視覚障がい者向けの読書補助器なども設置されている上海初の「身体障がい者にやさしい本屋」が最近、注目を集めている。
この身体障がい者にやさしい本屋は「逆光226」。白い扉から中に入ると、店内はわずか37平方メートルほどながら、広々とした空間になっている。同書店は現時点で最小規模の「新華書店」でもある。
店内にはバリアフリー閲覧エリアが設置され、そこにあるロービジョン向けの読書補助器や据置型の拡大読書器を使うと、文字や画像が拡大され、はっきりと見ることができる。その隣には、点字プリンターも設置されており、自分の好きなグリーティングカードをプリントしたり、点字のメッセージをプリントしたりすることができる。
オープンから2ヶ月の間に、「逆光226」には多くの身体障がい者が来店して、本を購入したり、交流したりしてきた。同店の店長は、「今後、この書店を身体障がい者が集まる場所にしたい」としている。
「人民網日本語版」2023年2月22日