国家統計局が5月31日に発表した5月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.8%で、前月比で0.4ポイント低下した。
国家統計局サービス業調査センターのシニア統計家である趙慶河氏は「5月の製造業PMIは引き続き『景気後退』を示唆していたが、調査対象21業種のうち11業種のPMIは『景気拡大』を示す範囲にあり、景気は業種によりある程度の二分化が見られる」と指摘する。
中国の非製造業購買担当者景気指数(非製造業PMI)の状況を見ると、非製造業景況指数は54.5%で、前月比で1.9ポイント低下したが、景況感の改善と悪化を示す分岐点である50%より高く、非製造業は回復的成長が続いている。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年6月1日