2013年12月23日  
 

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馮小剛監督の新作「私人訂制」、評価は賛否両論 (2)

 2013年12月23日14:48
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 ・否定的評価:コントが集まり大きくなっただけ。まとまりが無く「残飯」の寄せ集め

 「私人訂制」に対する「酷評」も少なくない。映画評論家のmagasa氏のコメントは以下の通り。

 この映画は、「憤怒映画」だ。観た人は誰でも激怒するだろう。全く関係のない3つのコントでできた映画。かつては、馮監督が映画で使った言葉が流行語になることもあったが、近頃の馮監督は、以前のパクリやネットの流行語を多用するようになってしまった。馮監督は、観客を翻弄することを固く心に決めたようだ。

 ○大成功した話題マーケティング 映画の内容は二の次

 株式市場では、華誼兄弟の株価はストップ安となり、一瞬にして30億が消え去ったという。メディアは、「馮監督がファンド・マネージャーに依頼したことが原因であろう。株アナリストは映画の公開と関係があるとの見方を示している」と報じた。だが、馮監督と大スター葛優という看板があり、株がストップ安となることは、映画人気とは関係がない。その一方で、「映画の話題性をわざと高め、映画人気を長引かせようという魂胆がある」との反対意見もある。馮監督は、「私は、観衆から厳しく罵られるのではないかと心配している」とコメントしたが、これによって、「いったいどんな映画なのだろう?」興味を抱き、映画館に足を運ぶ人が増えた。一方、株がストップ安となったことで、この映画は、エンタメの世界だけの話題から、経済ニュースにまで拡がった。映画マーケティングが大成功したことで、映画が映画の世界から飛び出し、社会的話題にまで成長したことで、「映画館には観に行かない人々」までを劇場に動員し、青春時代を懐かしんだ。「私人訂制」が狙った「話題作り」は大成功をおさめ、「氷」のように冷え切った市場に活気を取り戻した。このような状況においては、映画時代の良し悪しはもはやニの次だ。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年12月23日

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