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「グランド・マスター」がアカデミー賞外国語映画賞の候補に

 2013年12月23日14:00
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 2014年3月2日に開催される第86回米国アカデミー賞の外国語映画賞の候補9作品がこのほど発表され、香港の王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の「グランド・マスター(原題: 一代宗師)」が見事選出された。世界各地の76作品がエントリーされていた。9作品のうち5作品が本選にノミネートされる。一方、中国大陸部の馮小剛(フォン・シャオガン)監督の「Back to 1942(原題:一九四二)」や台湾の鐘猛宏(チョン・モンホン)監督の「失魂(ソウル)」は惜しくも候補から外れた。広州日報が報じた。

 そのほかの候補8作品は、ベルギーの「オーバー・ザ・ブルースカイ」(フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン監督)、ボスニア・ヘルツェゴビナの「鉄くず拾いの物語」(ダニス・タノヴィッチ監督)、カンボジアの「ザ・ミッシング・ピクチャー」(リティー・パニュ監督)、デンマークの「偽りなき者」(トマス・ヴィンターベア監督)、ドイツの「トゥー・ライヴス」(ゲオルク・マース監督)、ハンガリーの「ザ・ノートブック」(ヤーノシュ・サース監督)、イタリアの「ザ・グレイト・ビューティー」(パオロ・ソレンティーノ監督)、パレスチナの「オマール」(ハニ・アブ・アサド監督)。これらの作品の多くが、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭などで賞を受賞している大作だ。

 9作品のうち、「偽りなき者」や「ザ・グレイト・ビューティー」はカンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールにノミネートされ、「鉄くず拾いの物語」はベルリン国際映画祭銀熊賞審査員グランプリ・銀熊賞主演男優賞・エキュメニカル賞特別賞の3冠に輝き、「グランド・マスター」は台湾のアカデミー賞こと「金馬奨」の作品賞や監督賞などにノミネートされて主演の章子怡(チャン・ツィイー)が最優秀女優賞を受賞したため、映画関係者は同4作品が最有力と分析している。

 アカデミー賞の外国語映画賞のノミネートまでには2段階の選考がある。まず、アカデミー賞を審査する「映画芸術科学アカデミー」が10月中旬から12月16日までの期間に、投票により、エントリー作品から6作品を選んだ後、外国語映画賞執行委員会が3作品を推薦し、候補9作品が決まる。

 その後、1月10-12日の3日間に最終選考が行われる。ニューヨークとロサンゼルスの特別招待委員会が同期間、1日に3作品を観賞し、9作品から5作品が本選にノミネートされる。

 ちなみに、台湾の魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督の「セデック・バレ」は第84回米国アカデミー賞の外国語映画賞の候補9作品に選出されたものの、惜しくもノミネートは逃した。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年12月23日

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