2013年12月20日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>経済

外資系企業の中国での利益減少 相次ぐリストラ

 2013年12月17日08:37
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 中国市場における外資系企業は悲喜こもごもだ。中国市場は欧米企業の多くが相次いでリストラを敢行する場所であると同時に、投資先の第一候補に挙げる場所でもある。今年10月までに米国・欧州連合(EU)からの対中直接投資は総額94億ドル(約570億7200万元)に達した。「国際金融報」が伝えた。

 まもなく一年が終わろうとする今、一部の外資系企業では従業員が仕事を確保するのが難しい情況に追いやられている。中国の経済成長ペースが鈍化するのに伴い、外資系企業の多くは中国エリアでの利益が激減。コストを削減するため、エイボン・プロダクツ、ヒューレット・パッカード(HP)、IBM、ユニリーバなどの外資各社が申し合わせたかのようにリストラを選択した。

 世界最大の化粧品製造販売会社のエイボンは、2回目のコストカット計画を発表し、650人のリストラを行うこと、主なリストラ実施地点は北米地区であることを明らかにした。リストラで2016年までに4億ドルのコストカットを実現させたいとしている。リストラが中国にまで波及するかどうかについて、エイボン中国法人は直接コメントを出していないが、中国は引き続き同社にとって最重要の市場だとしている。とはいえ、中国市場での業績が思わしくないのは争えない事実で、最近発表された第3四半期(7-9月)の財務報告によると、中国市場での営業収入は前年同期比67%減と大幅に減少した。

 12月初旬に外資系コンピューター大手のHPもリストラ計画を発表した。英国紙「ガーディアン」の報道によれば、14年初頭から英国で1124人をリストラする計画だという。世界的なパーソナルコンピューター(PC)市場の冷え込みと同社の業務再編が今回のリストラの主な原因だ。リストラの波は中国市場にも及ぶとみられ、HP中国法人の関係者が明らかにした資料によると、今回のリストラ対象者のうち、中国の従業員が20%を占めるという。HPもメディアに対し、リストラが事実であることを正式に認めている。だが関係者によると、リストラは確かに行われるが、20%という割合はまだ決まっていないという。

[1] [2]

関連記事

コメント

最新コメント

宮田聡美   2013-12-1758.61.251.*
中国は日々刻々と変化する国ですから、中国の企業もそれに応じた、あるいは先を見越した変化をするはずです。

アクセスランキング