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ノーベル賞受賞者「中国の煙霧は60年代の英国よりまし」

 2013年ノーベル化学賞受賞者である米国の理論化学者マイケル・レビット氏はこのほど取材に応じ、「中国は旅行に適しており、大気汚染が原因の煙霧をそれほど心配する必要はない」との見方を示した。広州日報が報じた。

 レビット氏は、北京や上海を訪問したことがあるだけでなく、汽車に乗って西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市や青海省西寧市などにも行ったことがあるといい、「中国北方の食べ物が好き。一番好きなのは四川料理で、辛いのも問題ない。山東省青島市の青島ビールも気に入っている」と語った。

 また、「中国が好き。中国は旅行の価値がある国。それに、中国人はとても親切」と絶賛した。多くの人が中国の大気汚染を懸念していることに関して、レビット氏は、「中国の生態環境にとても注目している。大気汚染が原因の煙霧は深刻で、1960年代のロンドンと同じ。でも、あの時代のロンドンより、中国のほうがまし」との見方を示した。
 
 米国、英国籍の二重国籍を持っているレビット氏は1947年、 南アフリカのプリトリアで生まれ、1971年に英国ケンブリッジ大学で博士号を取得した。現在はスタンフォード大学で教授を務めている。( 編集KN)

 「人民網日本語版」2013年12月11日

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willy0857   2013-12-12153.172.190.*
中国の環境問題は環境に対する意識の低さからくるもので、国民への教育が改善への第一歩となる。いくら素晴らしい機械を導入しても、環境への配慮に欠けるなら環境はよくならない。この記事は、それに水を差すような内容で、環境への意識の低さが如実に出ている。私は、今の中国の劣悪な環境の中で暮らす子ども達がかわいそうでならない。悪いのは、空気だけでなく水も土壌も全て汚染されている。
宮田聡美   2013-12-11113.96.119.*
私も高度経済成長期を経験していますから、今の中国の大気汚染が非常に特別だとは思いません。不快ではありますが。当時の日本もタバコも吸い放題で、父は子供を乗せた車の中で、窓を閉め切ったままタバコを吸いまくっていましたし、、同僚は向かいのデスクで一日中タバコを吹かしていました。禁煙派の声が大きくなったのも、せいぜい十数年の間ではないでしょうか。とはいえ、大気汚染が深刻で、よくないのは事実であり、これから頑張って解決していきましょうね。
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