(7)O2O
昨年は、オンラインとオフラインの企業の共通利益が「O2O」で重なった一年だった。IT企業にとってはサービスをオフラインにまで伝え、ビジネス環境を広げる道具となる。オフライン企業にとってはユーザー獲得の新たなルートとなる。IT企業・オフライン企業・ユーザーの利益が重なったサービス形態だ。
オフライン企業のほとんどが自らの製品を「オンライン化」し始めている。ブランド物のバッグや腕時計、化粧品などの高級品から、下着のシャツや靴下、ぶっかけ飯まで、オフライン企業は大慌てでO2Oへの対応を急いでいる。