2016年3月2日  
 

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日本のリサイクルショップが「売る」人生の理 (2)

人民網日本語版 2016年03月02日08:17

リサイクル品はそれぞれ持ち主の異なる人生を背負っている。この店では例え商品を買わなかったとしても、この値札を見るだけでとても楽しめる。この店で最も人々をひきつけるのは商品の売買ではなく、各人のセンスを肯定し、各人が自我を表現するチャンスを与えられている点だ。

展示、寄付、贈与等の公益事業

このリサイクルショップは、使わなくなったが、捨てるには忍びない商品に新しい持ち主を見つける。このような方法自体、非常に環境保護の役に立っているが、ここではさらにリサイクル商品の販売と買い取りを公益活動にすることができる。この店の規定で、店頭に並べ、またインターネット上に掲載し、3ヶ月経っても買い手が見つからない場合、持ち主は商品を回収するか、寄付することもできる。また最初から販売額の全額または一部をそのまま寄付する人も多い。オーナーは持ち主の意向を確認してから、正規の寄付手続きを行い、顧客が選択した公益団体に寄付されるよう保証する。またこの店では毎年一部の売上げを寄付している。そうすることで、この販売活動はすでに公益事業と文化事業という特徴を合わせ持つようになった。

家の片隅に放ってある物品を有効に再利用してもらうと、「断捨離」も気持ちのいいものになる。廃品の再利用は環境への負担を軽減し、自身の居住環境も美しい景観を保つことが出来て、いいこと尽くしではないだろうか。大量生産、大量販売と浪費のモデルはこのような方法で完全に覆されている。


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