本田圭佑がACミランに移籍 創設114年で初のアジア人選手
イタリアのプロサッカーリーグセリエAに所属するACミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は北京時間11日夜、日本代表の本田圭佑選手と4年契約で合意したことを明かした。本田選手は、2014年1月3日から同クラブに加入し、背番号は10。創設114年の歴史を誇る同クラブに、アジアの選手が加入するのはこれが初めて。揚子晩報が報じた。
近年、日本や韓国の選手の欧州クラブ進出が加速し、世界最高峰と呼ばれるリーグでも、アジアの選手の姿が目立つようになっている。しかし、114年の歴史を持つACミランでは、一度もアジアの選手の姿を見ることはなかった。セリエAに目をやると、活躍したアジアの選手も多く、その多くが日本人選手だ。1990年代に遡ると、当時日本を代表するプレーヤーだった三浦知良選手がジェノアCFCに期限付移籍し、アジア人初のセリエAプレーヤーとなった。ただ、この移籍には商業的な価値を期待していたと見る向きが強く、三浦選手は思うように活躍することができなかった。その後、98年には中田英寿選手がペルージャに加入し、その後ASローマに移籍。2001年には18年ぶりの優勝に貢献し、アジアの選手で初めてセリエA優勝メンバーとなった。その後も、森本貴幸選手が06年にカターニアへ移籍。「日本のロナルド」と呼ばれた。また、長友佑都選手が11年、チェゼーナへ完全移籍し、さらにトレードでインテルへ移籍、主力選手として活躍している。そのほか、名波浩選手や中村俊輔選手、柳澤敦選手、小笠原満男選手、大黒将志選手などもACミランに所属するクラブで活躍した経験を持つ。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月12日