2013年12月26日  
 

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ソニー赤字で資産売却 業績不振が主要因

 2013年12月26日08:23
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 ソニーは24日、2008年に2億6千万ドルで買収した米国のオーディオCDデータベース関連の商用サービス提供会社グレースノートの全株式を、米新聞社のトリビューン・カンパニーに1億7千万ドルで売却することを明らかにした。取引は来年3月までに完了する見込みで、ソニーは来年3月を区切りとする2013年度に株式売却益約7千万ドルを得ることになる。業界では、ソニーがまたしても資産売却に踏み切った主な要因は、業績の深刻な低迷だとの見方が広がっている。「広州日報」が伝えた。

 ▽ソニーの業績不振が主要因

 ソニーがこのほど発表したトリビューンへの売却案件には、グレースノートの株式のほか、コンテンツ識別技術、1億8千件の音声動画作品のメタデータも含まれる。来年3月31日までに取引は完了する見込みだ。

 グレースノートのオーディオデータベースはスマートフォン(多機能携帯電話)、タブレットコンピューター、テレビなどの製品が放映中のコンテンツを識別するのを助けるものだ。アマゾンやバイアコムはこの技術を採用しており、マイクロソフトもこのほどXbox Musicに採用することを明らかにした。

 このたびの売却について、家電産業に詳しい劉歩塵氏は24日、ソニーは最近、業績不信に陥り、経営をめぐって厳しい試練にさらされており、財務状況の改善が急務となっていたと述べた。

 データによると、ソニーはテレビ業務に足を引っ張られて、2013年度第2四半期(7-9月)に193億円(約2億ドル)の損失を出し、うちテレビ部門の純損失は93億円だった。同部門は第1四半期(4-6月)には52億円の営業利益を出している。またソニーは13年度の営業利益予測をこれまでの2300億円から1700億円に下方修正した。これは多くのアナリストの予測値2210億円を下回る数字だ。

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