ロボット競技会　日本は優勝、中国は棄権 (2)

2位のIHMCを含む多くのチームが、ボストン・ダイナミクスの開発した人型ロボット「Atlas」を使用

　◆ロボット技術の発展か、ロボット戦士の開発か？

　米メディアによると、競技会の参加チームは賞金よりも、ロボット技術をいかに発展させるかに注目している。彼らは、災害救助の任務を遂行できるロボットは、家庭内の介護などの分野でも高い将来性を持つと判断している。

　しかし一部メディアは、財務危機に陥っている国防総省が同競技会に資金援助するのは、大きな賭けであると分析した。また一部の人は、同競技会は国防総省のロボット選抜大会と考えている。これらのロボットはまだ、戦場で単独作戦や単独の救助任務を遂行できないが、国防総省は同競技会により新技術もしくは新たな研究チームを物色し、未来の「ロボット戦士」の技術を蓄積できるというのだ。（編集YF）

「人民網日本語版」2013年12月25日