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中国、1月の10大ネット流行語 トップは「十面霾伏」

 1月中国ネット十大流行語がこのほど発表された。「十面霾伏」がトップに選ばれた。

 (1)十面霾伏(いたるところスモッグだらけ)

 1月11日、北京、石家荘、邯鄲、天津、武漢の各都市はスモッグに覆われ、大気汚染は深刻な状態となった。同月14日の時点でも、環境保護総局の監測対象となっている重点都市120都市のうち、67都市が深刻な大気汚染指数をマークした。統計でデータによると、今年1月1日以来、中国中部・東部の多くの地域で、1日から5日間連続してスモッグが発生、一部地域では6日間から10日間も続き、平年同期に比べはるかに多かった。

 (2)站票半価(立ち席乗車券半額)

 1月12日、ネットユーザーの「衛庄」さんが、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」上に投稿した「立ち席乗車券は半額にするべき」とのコメントは、瞬く間に15万人以上の人々に転送され、ネット上で熱い論争が繰り広げられた。

 (3)闖黄灯(黄信号無視)

 中国公安部(公安省)第123号令が1月1日から施行された。うち「黄信号無視にも罰金を科す」という規則が、大きな論争を巻き起こした。公安部はその後、民意を踏まえた対応に切り替え、黄信号を無視した者に対しては、主に教育的訓戒で対処し、罰金を科さないよう、各地の交通部門に指示した。

 (4)北京咳(北京で起きる呼吸器症状)

 「北京咳」は、北京に住む外国人が罹り易い、空咳や喉の痒みなどの呼吸器症状で、原因は、北京の環境に適応できないことによる。症状は北京に来るとただちに現れ、北京を離れるとけろっと治まる。この症状が出る人は、北京の大気汚染と関係があると思っている。

 (5)袁○害

 河南省開封市蘭考県出身の袁○害は、1986年以来、身寄りのない子供たちを引き取って育てており、その数は100人を上回る。2013年1月4日、蘭考県城関鎮にあるアパートで火災が発生し、彼女の養子7人が命を落とした。

 (6)房姐(不動産女王)

 北京市公安局が公式微博で1月31日に配信された情報によると、陝西省神木県農村商業銀行の◆愛愛・元副頭取は、北京に41軒の不動産(占有面積計9666.6平米)を所有していたという。

 (7)坑●假期

 「坑●」は中国語で「騙された、一杯食わされた」の意味で、假期は「休暇」のこと。2013年は元旦から3日間休みとなり、その後は8日連続出勤となった。この休みは「坑●假期」と呼ばれた。

 (8)南方供暖(南方で暖房供給)

 2013年初め、中国のほぼ全域が低温気象に見舞われ、南方での暖房供給を統一的に実施するかどうかについて、熱い議論が展開された。

 (9)春運「神器」(帰省ラッシュの必携グッズ)

 春節(旧正月)の帰省・Uターンラッシュを前に、ダチョウ枕、硬座宝(睡眠時に頭部と首を固定してくれる道具)、折畳式携帯用腰掛け、ポータブル・トイレなどの「神器(必携グッズ)」が話題になった。

 (10)年会怖惧症(忘年会・新年会恐怖症)

 毎年、会社主催の年会(忘年会・新年会)が近づくと、サラリーマンは余興の出し物に頭を抱える。年末業務の忙しさに加え、出し物の準備やリハーサルにも時間を割かなければならず、中には「忘年会・新年会恐怖症」の症状を呈する人まで出る始末。(編集KM)

 *◆は龍の下に共

 *●は父の下に多

 *○はがんだれに「萬」

 「人民網日本語版」2013年3月18日

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