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北京と張家口市 2022年冬季五輪開催地に立候補

 2014年ソチ冬季五輪の開幕が近づく中、2022年冬季五輪の招致業務も進んでいる。中国オリンピック委員会(COC)が5日に明らかにしたところによると、北京市と河北省張家口市はすでにCOCに対し、2022年冬季五輪招致の申請を提出した。COCは「非常に喜ばしいこと。北京市と張家口市は冬季五輪開催の自然条件およびインフラを十分に有している」との見方を示している。2022年冬季五輪の招致により、中国のオリンピックスポーツ発展がより一層促され、中国の総合的実力が示され、中国の国際的影響力が高まるほか、北京・河北省の経済社会の調和の取れた発展がより推進されると見られる。人民日報が伝えた。

 COCは検討の結果、北京市の名義で国際オリンピック委員会(IOC)に2022年冬季五輪招致の申請を提出することに同意した。北京市が氷上で行われる競技を、張家口市崇礼県が雪上で行われる競技をそれぞれ主催する。COCは11月3日にIOCに書簡を送り、北京市が2022年冬季五輪の候補地として立候補する旨を伝えた。中国政府も今回の招致を支持している。

 IOCは2014年7月に立候補都市を決定し、最終的に2015年7月31日に開かれるIOCの第127回総会で投票の結果、開催都市が決定される。招致に成功すれば、北京市は近代オリンピック史上初めて夏季・冬季五輪を共に開催した都市となる。

 2014年と2018年の冬季五輪の開催都市はすでに決定しており(2014年がロシア・ソチ、2018年が韓国・平昌)、世界の各都市は2022年の冬季五輪に目を向けている。スペイン・バルセロナ、ドイツ・ミュンヘンのほか、2012年夏にUEFA欧州選手権を開催したばかりのウクライナの都市リヴィウ、および米国のデンバー、ソルトレイクシティなどが2022年冬季五輪に関心を示している。

 中国はこれまで幾度か冬季五輪開催の意向を示してきた。2002年には黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市が2010年冬季五輪招致の申請を提出したが、惜しくも落選した。今回の招致は、北京市の良好なインフラ、豊富な競技開催経験および張家口市の自然条件を背景とするもので、ここ数年間の北京周辺地域におけるスケート・スキー産業の発展を基礎としている。(編集SN)
 
 「人民網日本語版」2013年11月6日

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