ファンケルなど7ブランド コラーゲンが表示以下
報道によると、市場で販売される7つのブランドの製品で、コラーゲンの含有量が表示と一致せず、湯臣倍健など3ブランドではまったく検出されなかったという。これについて、湯臣倍健は同日、製品の各指標は基準に達しているとのコメントを出した。記事の執筆時点で、ほかの6ブランド--無添加化粧品のファンケル、丸美、Lumi、顔如玉、無限級、安ショウ妤はまだはっきりしたコメントを出していない。京華時報が伝えた。
▽7ブランドの広告に虚偽の指摘
あるメディアがこのほど伝えたところによると、ドラッグストア、スーパーマーケット、ブランド製品の専用カウンターで7ブランドの内服用コラーゲン製品を購入し、第三者検査機関で検査してもらった。検査項目にはエストロゲン、重金属の水銀と鉛、ヒドロキシプロリンが含まれていた。
検査の結果は次のようなものだった。湯臣倍健のコラーゲン粉末、顔如玉のコラーゲン内服液、無限級の美姿力コラーゲンフルーツ味飲料の3製品からは、コラーゲンに特有のアミノ酸であるヒドロキシプロリンが検出されなかった。ほかの4ブランドの製品は、コラーゲン含有量が各メーカーの表示する量よりはるかに少なかった。各メーカーの広告に虚偽の内容があることが疑われる。
検査対象となった製品のロットナンバーおよび検査を行った第三者検査機関の名前などは明らかにされていない。コラーゲン製品を生産する企業で、製品中のコラーゲンにはシミを薄くし、しわを目立たなくし、肌のきめを細かくするといった効用があり、量が多ければ多いほど効果も高いとうたわないところはない。
▽企業の言い分 湯臣倍健は独自検査「基準に合致する」