中国の独身の日 宅配業務が最盛期に
【中日対訳】 中国国家郵政局は先週末にテレビ電話全体会議を開き、間もなく訪れる11月11日(中国の独身の日)の宅配シーズンに向けたサービス保証業務を手配した。統計データによると、各ネットショップが大幅な値下げキャンペーンを行う11月11-16日にかけて全業界が処理する郵便物は、合計で3億件に達する見通しだ。京華時報が伝えた。
中国国家郵政局は、今年の11月11−16日にかけて全業界が処理する郵便物(速達)は3億2300万件を超えると予想した。そのうち1日当たりの処理量は最多で7000万件に、1日平均処理量は5300万件以上に達し、今年現在までの全業界1日平均処理量(2500万件)の110%増になるとされている。またネット通販サイトの集中的な販促により、宅配便の需要が短期間内に激増することで、業界運営の保障に大きな圧力がもたらされる。
中国国家郵政局は各省(自治区・直轄市)の郵政管理局に対して、企業と最盛期サービス・安全責任書を取り交わし、作業要求と責任追及措置を明確にし、「国家郵政事業突発事件緊急対応マニュアル」の各項目の要求を徹底し、現地の緊急対応マニュアルを整えるよう求めた。また安全管理の強化、宅配会社のサービス・安全生産に対する監督・検査の強化により、宅配便の棚晒しや放置による遅延などの、消費者の権益を損ねる現象を防止するとされた。他にも企業の宅配状況チェック制度の徹底を指導し、輸送設備の日常メンテナンスおよび処理場の安全検査を実施し、生産・作業条件および環境などを迅速に改善するとされた。
11月11日の最盛期のサービス保障業務の常態化・規範化・制度化を促すため、中国国家郵政局は今年9月、「速達事業最盛期サービス保障業務ガイド」を配布した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月4日