北京 1月に4回の濃霧の天候
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濃霧の中、北京国貿橋の上を走る車(27日撮影)。 |
2013年の1月、頻繁に発生する「濃霧」が北京市民に深刻な印象を与えている。27日には4回目の濃霧が北京で発生し、午前10時には空気の質のモニタリングによると中心部、郊外ともに空気質量指数(AQI)が200以上、5級の深刻な汚染に達した。「新華網」が伝えた。
1月10日以降、1週間にわたり続く濃霧による深刻な汚染が市民を懸念させている。時折風によって霧が吹き払われることもあるが、数日の青空の後には再び濃霧が北京の空を覆ってしまう。
北京市気象台は27日11時に濃霧の黄色警報を発表。同市の平野部の目下の状況は可視度3キロ以下の濃霧で、空気の汚染は引き続くと見られる。また午前10時時点の北京の東四、天壇、宮園などの各モニタリング拠点や房山、大興、亦庄、順義など郊外の各拠点の観測データはいずれも5級の深刻な汚染を記録している。
今後1週間の天気予報によると、31日には冷たい空気が北京に入り、約4級の北風が汚染物質の拡散に重要な役割を果たすと見られる。 (編集YH)
「人民網日本語版」2013年1月28日