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PM2.5 その起源とは?

 PM2.5(極小粒子状物質)は、大気汚染物の主要指標で、空気力学的粒子径が2.5マイクロメートル以下の粒子状物質を指す。人類の細い髪の毛は50−70?mほどだ。人民日報が伝えた。

 PM2.5は、自然起源のものと人類起源のものに分かれる。自然起源のものには風によって吹き上げられる砂塵、火山灰、森林火災、海塩などが含まれる。人類起源のものには、一次生成と二次生成がある。一次生成は石炭燃焼による灰、工業粉塵、自動車の排気ガス、工事・道路の砂塵などの直接的な排出を指す。二次生成は、大気中の硫黄酸化物・窒素酸化物・アンモニア・揮発性有機化合物などの複雑な化学反応によって生まれるものを指し、大気中のPM2.5の主要起源だ。

 PM2.5の構成は非常に複雑で、さまざまな固体粒子状物質と水滴による「ごった煮」のようなものであり、その化学成分は100種以上に達する。主な成分には、有機物・硫酸塩・硝酸塩・アンモニウム塩・炭素、および各種金属化合物がある。

 現在の大気中に含まれるPM2.5の起源については、石炭の燃焼、自動車排気ガス、工業排出物、工事・道路の砂塵、地域間の移動などがあり、異なる地域と時間により、その「寄与度」が異なっている。PM2.5は大気中に留まる時間が長いため、その汚染は地域的な特徴を示すことが多い。一部地域については、現地で発生するPM2.5のほかに、周辺地域の影響も重要な起源となっている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年11月4日

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