9月22日午前、アップル直営店(三里屯店)の前に行列はなかった。
米アップルのスマートフォン「iPhone」の新型モデル「8」と「8 Plus」が22日に発売日を迎えた。発売日には毎年、販売店の前に長い行列ができるものの、今年は店付近の人もまばらで、行列はできていなかった。各店は前もって設置しておいた誘導用の柵を早々に撤去していた。北京青年報が報じた。
北京三里屯にあるアップル直営店は同日午前8時にオープンし、事前に予約していた客がiPhone 8とiPhone 8 Plusを受け取った。一番初めに受け取ったのは白いシャツを着た男性だった。早朝からiPhone 8、8 Plusを購入するために同店に駆けつけた人はほとんどおらず、店の外には報道陣や、「発売の様子を見たい」という見物客が集まっていた。
ネットユーザーらから寄せられている情報によると、同日早朝、上海の国金店や蘇寧中山公園店などでも、行列はできておらず、「早朝に店を訪れ、iPhone 8やiPhone 8 Plusを受け取る客もまばらだった」という。ある直営店のスタッフは取材に対して、「iPhone 8や8Plusを買うには、オンライン予約が必要で、店で予約なしに買うことはできない。多くの人は予約することになれ、発売と同時に長蛇の列ができるということはなくなったのだろう」と説明した。
米国市場のアナリストは、「先週金曜日から予約ができるようになったが、iPhone 8とiPhone 8 Plusの予約状況は今のところ不調。多くの人がワンランク上の『iPhone X』の発売を待っているのだろう」と予測している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年9月23日
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