習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は4日午後、全国政協第13期第2回会議に参加する文化芸術界と社会科学界の委員と対面した後、合同グループ会議に参加し、意見や提言に耳を傾けた。習総書記は「新時代は傑出した文学者、芸術家、理論家を生み、文化芸術の創作と学術の革新にはこの上なく広大な可能性を備えている。文化への自信を揺るぎないものにし、時代の脈動を把握し、時代の声に耳を傾け、時代と共に歩み、人々を中心にした優れた作品を人々に捧げ、正しく公明な徳で世の中の風潮をリードし続ける必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
習総書記は、「魂のない国や民族はあり得ない。文化芸術活動、哲学・社会科学活動は根を培い、魂を形作る活動であり、党と国の全面的な取り組みにおいて非常に重要な地位を占め、新時代において中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させる上で非常に重要な役割を担っている。党中央は一貫して文化芸術事業と哲学・社会科学事業を非常に重視してきた。数年来、文化芸術界、哲学・社会科学界は旗印を掲げ、民心を結集し、新しい才能を育成し、文化を振興し、イメージを示すという使命と任務をしっかり展開し、方向を明らかにし、正しく導いた上で、作風の転換を進め、新風を吹き込み、優れた作品を世に出して人材を育成する。そして根本的改革において新たな責任感を示し、正しい道を守り革新する上で新たな成果を実現し、マルクス主義の指導的地位を一段と揺るぎないものにし、人々の創作の方向性をさらに鮮明にし、文化芸術の創作及び生産の質を高め続け、中国の特色ある哲学・社会科学建設を加速させ、目覚ましい成果をあげた。このように文化芸術界、社会科学界の政協委員は数多くの働きをしてきた」とした。
さらに、「時代と共に歩み続けていく必要がある。中国の特色ある社会主義は新たな時代に入った。新たな時代を記録し、新たな時代を記し、新たな時代を謳歌する使命を引き受け、時代の課題に勇気を出して答え、現代中国の偉大な創造の中から創作テーマを見つけ、新たな創造のインスピレーションを手にし、われわれの時代の巨大な歴史的変化を深く伝え、われわれの時代の精神像を描き出し、時代の肖像画を描き、時代の伝記を記し、この時代の正しく公明な徳を明らかにしてもらいたい」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年3月5日