国際連合の第40回人権理事会(UNHRC)会期中の4日から8日まで、在ジュネーブ国際機関中国政府代表部、スイスの国際機関の代表団、中国人権研究会はスイス・ジュネーブのパレ・デ・ナシオンで写真展「中国新疆人権事業の発展進歩」を開催した。豊富な内容の写真や資料が展示され、大勢の来場者が足を止めて見入り、多くの外国人の来場者から賞賛の声が寄せられた。
同代表部と同国際機関の代表を務める兪建華氏は、「この写真展を開催した目的は真実の、美しく、活力に満ち、各民族が安心して暮らし楽しく働いている新疆維吾爾(ウイグル)自治区の姿を国際社会に紹介することにある。新疆の各民族の人権状況がどのようなものであるかは、写真が物語っている」と述べた。
兪氏は、「何らかの企みのある人々は新疆の問題について事実を歪曲し、無責任な言説を繰り広げているが、事実は雄弁に勝るものであり、みなさんは写真展を通じて事実をはっきりと認識し、是非を明確に識別することができるし、誤った見方に引きずられたり利用されたりすることはないと確信する。中国は人権の保護を非常に重視しており、これには少数民族の同胞の権利も含まれる。ただ人権の保護にあたっては事実を歪曲してはならないし、ダブルスタンダードではいけないし、他国の主権、領土の保全、核心的利益を損なってもいけない」と述べた。
来場者が新疆の各民族の権利を保障するために中国がたゆまずに重ねてきた努力をよりよく知ることができるように、今回の写真展は写真約80点を展示し、新疆における民族地域での自治制度や末端組織の民主的選挙の実施、宗教信仰の自由、少数民族の文化重視など多方面にわたる状況を紹介している。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月9日