中国農業科学院哈爾浜(ハルビン)獣医研究所(以下「同研究所」)の科学研究者は国際的な学術誌に掲載された記事の中で、中国初のアフリカ豚コレラウイルス株の分離に成功したと発表した。新京報が伝えた。
ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)のオンライン誌「Emerging Microbes and Infections」に掲載されたこの記事によると、同研究所国家アフリカ豚コレラ専門実験室(以下「同実験室」)の科学研究者は、分離された株の感染性、発症力、感染能力などの生物学的特性に関する体系的な研究を行い、動物感染モデルを構築した。この研究は中国のアフリカ豚コレラウイルス流行株のゲノム特性と進化の関係を大まかに解明し、中国のアフリカ豚コレラ感染の効果的な対策に重要な科学的根拠を提供し、検査測定技術とワクチンの研究開発の重要な基礎を固めた。
中国でアフリカ豚コレラが流行すると、同実験室は農業農村部(省)及び中国農業科学院党組の活動計画に基づき、国家動物疫病対策ハイレベル生物安全実験室を利用し、アフリカ豚コレラの研究開発を緊急実施した。
実際には、株の分離は早い段階で終了していた。
昨年感染が広がると、農業農村部は同研究所にウイルス研究の許可を出した。同研究所は豚コレラウイルス動物実験を行える唯一の機関だ。同研究所は病原学の研究と動物の感染例の研究を急ピッチで進め、1−2カ月で進展を遂げた。論文は掲載されたばかりだが、投稿されたのは昨年12月上旬で、その時点で実験が完成していた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年3月27日
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